蓮のうてな~GT~

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まりもメモ・八幡宮

私の記憶が確かならば・・・どっかで聞いたようなセリフ・・・。

八幡社の分祀は3万とも4万とも言われていて、稲荷社の次に多いはず・・・。
全国に散らばる八幡社の総本社は、大分県宇佐市に鎮座する宇佐神宮で、こちらには「誉田別命・ホンダワケノミコト」その母の「神功皇后・ジングウコウゴウ」と「比売大神・ヒメオオカミ」が祀られています。

・・・で、ホンダワケノミコトのお話しで・・・と思ったのですが、今回は、お母さまのジングウコウゴウのお話しを・・・。

神功皇后というお名前は後世に贈られたもので、お宮によっては「息長足姫命・息長帯比売命・オキナガタラシヒメノミコト」というお名前でお祀りされていることも多いです。
息長・オキナガというのは近江国の地名とも長寿という意味とも言われていて、タラシは天皇のお名前にもみられる尊称です。

ジングウコウゴウは、第14代「仲哀天皇・チュウアイテンノウ」のお后でした・・・正妻です。
熊襲征伐のため仲哀天皇は后と共に筑紫国に滞在していたところ、神が后の体に神懸かりし「西方に金銀財宝が豊かな国がある。その国を服属させて与えよう」という神託が下ったのですが、天皇は「高い所から西を見ても海ばかりでそんな国は見えない・・・見えない西方の国より、熊襲征伐が大事!」と神さまの神託を無視したのです。
天皇は神さまの怒りに触れ、その夜のうちに急死してしまいました。
ちなみに、仲哀天皇のお父さまは「日本武尊・ヤマトタケルノミコト」と言われています・・・熊襲征伐はこの親子に縁が深かったようです。

夫の遺体を殯宮(もがりのみや・高貴な人がなくなった時に本葬の前に仮葬儀をして納めるお宮)に納めて、心身を清めたのち改めて神に神意を問うと、「我は天神の意思を伝える住吉の神なり。この国は后の御腹に宿る皇子が納めるべし」という神託が下り、熊襲征伐より西方の国を服属させることが神意であると悟った后は、住吉の神の守護を受けて軍船を率いて玄界灘を渡ることを決意したのです。
この時、后は臨月のお腹を抱えていました。

神さまが言った西方の国とは新羅国のことでした。
新羅国遠征中に産気づいた后は、卵形のきれいな石をふたつ裳に包んで腰に巻きつけ出産を遅らせるよう呪いをしたのです。
すると陣痛の痛みは治まり、后はみごと新羅を平定しました。
戦も終わり筑紫国に凱旋した后は、腰に巻きつけていた石を外し、無事、皇子を産んだのです。
この皇子が「誉田別皇子・ホンダワケノミコ」後に第15代「応仁天皇・オウジンテンノウ」となります。
后が出産を遅らせるために腰に巻いた石は鎮懐石(ちんかいせき)と言われ、妊娠から出産まで15ヶ月だったといいます。

・・・神さまだから出来る業です。皆さんは真似しないように・・・。

大和に戻った后は、夫の他の皇子たちの皇位継承の反乱も鎮め、我が子ホンダワケノミコトを皇太子に立て自ら摂政となって国を治めました。
ホンダワケノミコトが天皇として即位したのは、母が死去した翌年・・・ジングウコウゴウは100歳で亡くなりました。

・・・強い、心身共にとっても強い母ですね。
母親が生きている間、ホンダワケノミコトが即位できなかったのは「まだまだ、私の目の黒いうちは任せられないわ~!」という母の強さだったのでしょうか・・・。

神功皇后の神徳は、安産・子育ての守護・病魔退散・家内安全・勝運(特に入試合格に効き目あり)にご利益があります。
入試には、強い母のご利益をいただきましょう。
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by yuzu-lotus-gt | 2010-01-27 17:03 | まりもメモ

ふたつの八幡宮

天気のいい冬のある日、横須賀は須軽谷にある八幡神社に行ってきました。
須軽谷は「すがるや」と読み、日本ではここだけの地名です。
そんなのんびりした雰囲気なのにスガルてな骸骨ちっくな地名を持つ須軽谷ですが、
全然ホラーな場所ではありませんよ。
むしろ、道が狭くてわかりづらいのよ。

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御祭神は誉田別尊(ほんだわけのみこと)、 つまり応神天皇さまのことです。
こちらは古い文献を調べると、どうやらこちらは源氏の氏神としてお奉りされたようです。
もう由緒などははっきりとはしないそうですが、男山八幡宮(石清水八幡宮)を勧請した、とあります。

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さて、割と近いところにもうひとつ八幡様があります。
太田和の三浦正八幡宮です。

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こちらも同じほんだわけのみことさまをお奉りしているのですが、鶴岡八幡宮を分祀したと伝わっています。
太田和の村がその昔北條氏から鶴岡八幡宮の社領として賜ったことから、
もともと小田和にあったものを今の場所に移されたそうです。

ここもぽかぽかしてて、なんかいい感じのお社でした。

ただ、わずか3キロほどを隔てて向かい合う源氏と北條氏。
なんか複雑な気持ちになります。

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つか、これは一体?トーマス?パーシー??

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by yuzu-lotus-gt | 2010-01-24 21:53 | 北へ 三浦半島編

まりもメモ・安房神社

天太玉命(アメノフトダマノミコト)は、別名を大麻比古命(オオアサヒコノミコト)ともいいます。

この神さまは、アマテラスオオミカミが天岩戸に隠れてしまった時、岩戸の前で卜占をし、枝葉の茂った榊に勾玉の玉飾り、鏡、楮(こうぞ・和紙の原料の木)で織った白木綿、麻で織った青木綿をつけた太玉串を作り、それをアメノフトダマノミコトが岩戸の前に捧げ持ち、祝詞の神であるアメノコヤネノミコトが、アマテラスオオミカミを賛美する祝詞を奏上して岩戸からオオミカミが出てくることを願いました。

アマテラスオオミカミが岩戸から出てきた時、アメノフトダマノミコトは再びオオミカミが岩戸へ入らないよう用意しておいた尻久米縄(しりくめなわ)で岩戸の入り口を塞いだので、オオミカミは再び隠れることなく、光が満ち溢れたと伝えられています。

アメノフトダマノミコトが作った榊、尻久米縄は、神社で目にする玉串、シメナワのルーツと言われています。

アマテラスオオミカミが天岩戸に隠れたときアメノフトダマノミコトは、いろいろな職業の祖神の神さまをまとめ指揮をしたことから、産業開発の神として信仰されています。
また、玉串に楮や麻で織った布を用いたことから、楮・麻の守護神でもあります。

神社でご祈祷を受けると、玉串を捧げてお参りしますが、玉串は、誠心な気持ちをあらわすしるしで、神さまとのコミュニケーションをかわすための大切な祭具です。
玉串に使われる木は、榊が多いのですが、榊のない地方では杉・樫・ツゲなど常緑樹が使われるようです。

シメナワは、張られたその内側は神域であり、不浄なものの進入を阻止します・・・バリヤーですね。
シメナワで神域を示し不浄なもの悪霊などを防ぐことから、シメナワを作ったアメノフトダマノミコトは災難除け、厄除けなどのご利益があると言われています。

最近、災難が続くなぁ・・・と思ったら、アメノフトダマノミコトにお願いしご利益をいただきましょう。

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・・・実は、去年の1月、私まりもも千葉に1泊旅行をした折に安房神社をお参りしたのです。
社殿のほかにいろいろ写真を撮り、ちょっと境内の端の人があまり入っていない道を見つけましてね。
その先へ行ってみたんです。
興味深いモノがあって、写真を撮ったんですけど・・・。
このブログを載せるのに写真を探したら、その時撮った写真がないんです~!

なんで~!どうして~!削除はしてないよ~!!

柚さんにも、写真がない~!・・・と訴えましたが・・・ないものはないわけで・・・。
写真がなくなった原因は、あまり深く考えないようにしました・・・怖いから・・・。



確かにマジこええ・・・
つか、そーゆーの久しぶりや・・・(柚 心の声)

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by yuzu-lotus-gt | 2010-01-15 22:28 | まりもメモ

安房神社

すでにお正月からかなり経ってしまいましたが、初詣には行かれましたか?
私は近所の氏神様にお参りしてから、いろいろとお参りさせていただいています。

さて、今回偶然にも南房総あたりをぶいぶいと車で流しててこんな由緒ある神社を発見しました。

安房神社(あわじんじゃ)です。

なんと、この神社の創始は今から2660年以上も前に遡り、神武天皇が初代の天皇として御即位になられた皇紀元年(西暦紀元前660年)と伝えられているそうです。

なんかとんでもなく古い!!!

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安房神社のHPに、由緒や歴史はとても詳しく書いてあります。
境内にはこのような磐座状のところもありました。

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横須賀には、ここ安房から飛んできたという磐がご神体となっている古いやしろがあります。
昔は藪をかき分け山に登ってお参りしたそうですが、現在は開発された住宅街の中に
ブロッコリー山として存在しています。

そちらはまたの機会に訪れるとしましょう。

こちらではお水やお砂もいただくことができるそうです。
その際は、必ずお宮さんでお祓いを受けてからにしてくださいね。

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今回は初詣客がたくさん訪れている中お邪魔させていただいたので写真もこの程度しか撮っていませんが、
お参りの皆さんが全員ニコニコしていることがとても印象的でした。
それだけ「ニコニコのパワー」が溢れてるいいお宮さんなんだと思います。

安房神社
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by yuzu-lotus-gt | 2010-01-11 14:51 | 神のやしろ